こんにちは!森末牧場です^^
当牧場の三井が9/25~9/29まで山梨県で削蹄講習に参加しました。その時の講習会のレポートをご紹介します☆
■レポート■
9/25~9/29までの5日間、山梨県は清里で削蹄講習会に参加させて頂きました。
前泊する為、香川県から新幹線で乗り継ぎ8時間弱の長旅。
しかし清里駅からは富士山も見えて移動の疲れも吹き飛びました。
宿泊先は伊予ロッジ。
講師のプロ削蹄師さんや受講者と食事を共にし、1室数名での雑魚寝スタイル。
同部屋の受講者さんとは特に親交を深めることができました!
5日間講習では牛が牛舎内で生活し易い蹄にする「機能的削蹄」を学びました。
午前中に座学、午後からは実際にグラインダーとナイフ、スケールを用いた死蹄。
また、近くの農家さんの牛で実技を行いました。
機能的削蹄とは
①姿勢が良くなる
②歩きやすくなる
③寝起きがし易くなる
④病気になりにくくする
事を目的とし、生産性の向上に繋げます。
機能的は非常に繊細で、爪の角度、長さ、負面の安定性、内外蹄のバランスが決まっており、1mm、1°単位の失敗が機能的を失います。
酪農に携わって10数年、牧場ではナイフのみを使って簡単な蹄病治療は行ったことはありますが、グラインダーを手に取り蹄の構造を理解し機能的を意識して削蹄をしたのは初めてで、その難しさから機能的削蹄を行っている削蹄師さんには改めて尊敬しました。
講習会で得たものを牧場内に落とし込み、共に作業するスタッフ達に第二の心臓とも言われる蹄の重要性を伝えていき、牛達の快適性に繋げていきたいと思います。
5日間、スケジュールを調整して講師をして下さった林さんをはじめとする削蹄師の方々、本当にありがとうございました!
————————-
今回の経験、またたくさんの学びを牧場内へ展開してくれると思います☆
期待しています!