こんにちは!森末牧場です。
当牧場は、1月20日に20周年を迎える事が出来ました^^
20年を振り返ると・・・
家族経営でホルスタイン30頭からスタートし、その後、徐々に頭数を増やし、
現在はホルスタイン、育成、和牛と、約900頭の飼育ができる規模になりました。
「頭数が増えること=作業が増える」
そこで、スタッフの雇い入れ、研修生の受け入れなどを行い、
仕事を教え、または教えたスタッフが次のスタッフに教えることなど、
酪農の仕事を理解してもらうことに苦労した時期もありました。
生き物を扱う仕事ということもあり、休みが取りづらく、重労働でもあるため、
スタッフを育てても定着せず、ゼロからやり直しということもありました。
人が育たなければ、頭数を増やすことは難しく、対策を考えた結果、数年前から
「一般企業と同じような労働環境でスタッフ自身がやりがいを持って働ける酪農」
を目標に、シフト制の導入や作業手順書、HACCP対応など、
徐々にではありますが、働く環境を改善を進めてきました。
そうすることで、若いスタッフの成長を実感できるようになったのは、とてもうれしいことです。
また、地元の方や農家の方の協力のおかげで、循環型酪農が実現できていることも大きな変化です。
自分や家族の力だけでは実現できなかったこれまでの取り組みをここまで頑張れたことは、
多くのスタッフや地元関係者の方の支えがあったからこそ!
みなさん、ありがとうございます!
ご存じの通り、ここ2~3年厳しい状況が続いています。
ここで立ち止まらず、今だからできることを!と、現在は、行政と一緒に地元まんのう町をはじめ、
近隣の農家の方と稲発酵粗飼料(稲WCS)生産に積極的に取り組んでいます。
『地域の牧場、森末牧場』としての役割を意識し、
これからも地元一次産業が連携した地域貢献に力をいれたいと考えています。
まだまだご指導いただかなくてはならない点は多々ありますが、
私たちは常に向上し、よりよい品質のものを出荷することを目指し、これからもスタッフと共にがんばります!
また、周りの農家さんと連携をとり、地域に貢献出来る牧場を目指してまいりますので、
これからも森末牧場をよろしくお願いいたします!
有限会社 森末牧場
代表取締役 森末雅美