☆研修生レポート☆

おはようございます!森末牧場です^^
 
今日は、夏休みを利用して当牧場で約1ヶ月研修に来てくれた
平田智穂さんの研修レポートをご紹介します☆
 
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夏休み期間中の8月から1ヶ月2週間、短期アルバイトをさせて頂きました。
 
その中でいくつかの発見がありました。
 
1つ目は、意外と牛を覚えられることです。
初めは全頭同じに見えましたが、特徴がある牛は覚えやすかったです。
学校での歴史の年号は全く覚えられず成績が悪かったですが、
識別番号は歴史のテストよりまだなんとかなりそうに感じました。
 
2つ目は、牛の舌がざらざらしていることです。
人間の味見をしているのか、ちょっかいを出してきているのか…
なんなのかわかりませんが、紙やすりでこすられているような痛さでした。
激しい攻防を繰り広げるのち、最後の方は舐めてきそうな時を察し、避けることができるようになりました。
 
3つ目は、気候に仕事のしやすさがこの上なく左右されることです。
暑い日は日中が辛く、寒い日は朝夜が辛いことがわかりました。
もし就職する場合は、覚悟を決めてから望もうと思いました。
 
4つ目は、牛との距離感が難しいことです。
厳しすぎると嫌われ、優しすぎると舐められ、作業に支障をきたすことを知りました。
これは牛だけに言えることではありませんが、日頃、草食動物に接する機会がないので、
特有の行動心理の勉強不足と相まって困難に感じました。
 
また、作業にあたって腰を痛めることか辛かったです。
しかし、牛には毎日の生活リズムがあり、てきぱきと仕事をこなし、
哺乳や搾乳などを遅らせないことが重要な基礎とのことで、腰を犠牲にしつつ、
できる限り丁寧に速く作業することを心がけました。
 
牛の生活リズムについては、人懐っこく、清掃中に邪魔をしてきたり、移動するとどこまでもついて来ていた牛が、
いつもと時間がずれると、「今は人間に構う時ではない」と思ってるかのように、極端に逃げられました。
このことから決まったスケジュールがあるのだと、ひしひしと実感すると同時に驚かされました。
 
最後に、犬と猫を連れて行ったことや、私の人間としての未熟な部分など他にも様々なことで、
ご迷惑をおかけしたと思いますが、皆さま良くして頂き、本当に感謝しております。
 
またご縁があれば、お会いできる日を楽しみにしています!
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ワンちゃんと猫ちゃんと一緒に研修にやってきた平田さん。
 
レポートからもわかるように、いろいろな視点から気付きがあったとのこと。
当たり前に接しているとなかなか気が付かないことを教えてもらえた気がします(笑)
 
牧場で働くスタッフは、酪農の勉強をした人や、酪農経験者だと思っていませんか?
 
意外かもしれませんが、当牧場のスタッフのほとんどが酪農未経験者です。
牧場の仕事に興味がある方が、実際に働いてみる試用期間を経て、社員になります。
また、希望があれば、短期間アルバイトでの受け入れもしています^^
ご興味のある方はお問い合わせください☆
→https://morisue-farm.com/#category-07
 
「智穂さんのこれからのご活躍をスタッフ一同、心から応援しています!
 またいらしてくださいね!待っています^^」
 
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※先輩と一緒に(右:平田智穂さん)